キャリアの迷子は、“問い”を持っていないだけかもしれない
「このままでいいのかな」
「やりたいことって、何だったっけ?」
キャリアの途中で、ふと立ち止まることがあります。
正解を探して、たくさんの本を読み、いろんな人の話を聞いてみる。
でもどこかで、しっくりこない。
そんな私がある日、ChatGPTに聞いてみたんです。
「私は次に何をしたらいい?」
すると返ってきたのは、“答え”ではなく“問い返し”でした。
「何に一番エネルギーを注ぎたいと思っていますか?」
「その選択をしたとき、何が変わりますか?」
自分の内側に問いかけられた瞬間、
“答えを探しているつもりで、私はずっと問いを持っていなかった”ことに気づきました。
「問い」からキャリアは変わりはじめる
AIが「答える力」をどんどん高めていく中で、
人間に求められているのは、問いを立てる力——すなわち「意思と方向を見出す力」です。
・どう生きたいのか
・どこに価値を置くのか
・どんな未来を、誰と創っていきたいのか
そんな問いと向き合うことで、キャリアは
“与えられるもの”から “創り出すもの”へと変わります。
あなたの今の問いは、なんですか?
「AIに奪われるのでは」と不安になるのではなく、
「AIとどう共創するか」の問いを持つことから、
私たちのキャリアの再定義は始まります。
次回は、私が実際に「問い」を使ってキャリアを見直し、
AIと対話しながら思考を整理した体験をご紹介します。
次回予告|vol.2
vol.2 ChatGPTでキャリアを再設計した日。
正解を探すのではなく、「自分にとって大切なものは何か?」という問いから始めたキャリアの見直し。
AIとの対話は、時にコーチのように、時に壁打ち相手のように、思考を整理し、選択肢を見せてくれました。
次回は、AIとの対話を通じて得た「問いのリスト」と、そこから導き出された新しいキャリアビジョンについて、お話しします。
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